こんにちは、マニです。
不動産投資にはやっぱり向き、不向きってあるんですか?なにか心掛けることがあれば教えてください。
不動産投資に限らず何ごとにも向いている人、向いてない人がいます。
失敗すると精神的にも経済的にもダメージがとても大きい不動産投資。
不動産投資に興味はあるけど、自分が向いているのかどうか気になりますよね。
今回は不動産投資に向いている人の特徴を紹介します。
さっそくですが、不動産投資にはこんな人が向いています。
- 目標を持って行動できる
- シミュレーションが好き
- 相手を尊重できる
- 学ぶ意欲がある
さて、あなたは何個あてはまりますか?
ひとつずつ紹介していきます。
向いている人①目標をもって行動できる
不動産投資をはじめるにあたって目標を持つことは重要です。
ただなんとなく、節税対策で進められるがままに始めた、、、
なんていう人は、失敗する可能性が高くなります。
目標を決める場合は長期的な視点で考える必要があります。
初心者には理解が難しいところかもしれませんが、目の前の利益は将来得られるの利益の先取だったりします。
節税対策ができると聞いて新築マンションを購入した。家賃収入も年間に100万円も得られるらしい。
不動産投資で達成したいことは何ですか?その物件で10年後もあなたの目標を達成できますか??
不動産投資の目標は1年後ではなく、10年後、20年後になりたい自分を目指して立ててみてください。
不動産投資では短期的には成功しているように見えても、長期的には失敗している物件はたくさんあります。
目先の利益を追求すると、長期的な目標を見失います。
- なんのために不動産投資を始めたいのか
- 不動産投資でどんな自分になりたいのか
- そのためには何をする必要があるのか
目標はより具体的に、より分かりやすく。
紙に書いて、貼っておいてもいいかもです。
向いている人②シミュレーションが好き
必ずしも好きである必要はないですが、不動産投資に収支シミュレーションは必須です。
不動産の収支は色々な要因で変動します。
「物件価格1000万円で利回り10%なら、年間100万円の家賃収入が入る」といった、単純なものではありません。
不動産投資はビジネスですから、外部環境や自然災害、ライバルの出現など色々な要素が絡み合って、収支が変動します。
不動産投資を行う場合は、これらの要素を加味して幾通りものシミュレーションを実施することが重要です。
考えられるリスクを洗い出して、それでもチャレンジできると判断して、初めて物件を購入すべきです。
「シミュレーション」と聞くと、数字が苦手な人は拒否反応が出るかもしれませんね。
けど、ここは必須です。必ず実施してください。
不動産投資は、遊びではありません。
「ただなんとなく」とか、「人がいいと言ってたから」とか、「楽をしたいから」なんかで始めてはいけません。
必ず時間を使って実施しましょう。
シミュレーションの方法については下記記事でも紹介しています。
向いている人③相手を尊重できる
不動産投資には、たくさんの人物が登場します。
- 不動産業者
- 管理会社
- 銀行
- リフォーム業者
- 入居者
- 税理士
- 弁護士 などなど
ここで、一つ質問。
不動産投資の主役は誰ですか?
それは、もちろん大家のわたし!!
ブブー、それ間違いです。答えは、携わる人全員が主役です。
- 入居者は安心安全な住環境
- 不動産会社は適正な仲介手数料や管理料
- 銀行は優良顧客からの安定収入
- 税理士はクライアントからの信頼と報酬
不動産投資というビジネスを通じて、すべての人物がよりよい生活を送ろうとしています。
違うのは立場だけです。
不動産投資をしていれば、利害が一致しないこともあるでしょう。
そんなときに相手の話をよく聞き相手を尊重して、しっかりと意見を受け入れることがとても大切です。
自分一人の利益を押し付けず、相手の立場に立って考えられる人が不動産投資に向いています。
向いている人④学ぶ意欲がある
全てのビジネスに共通しますが、学ぶ意欲のある人は成長し、成功します。
不動産投資はほかのビジネスと比べても勉強のコスパに優れています。
勉強すればするほど、成功する確率があがります。
- 学ぶことはスキルを身につけること
- スキルを身につけることは差別化ができること
- 差別化ができると人としての魅力が増える
成功する人には、人としての魅力があります。
魅力がある人は周りを巻き込んで、不動産投資を成功させることができます。
学ぶことで、魅力をあげられます。
意欲のある人は行動力がある
世の中の人を行動力という観点で分けた場合、上位5%がスーパー大家さんだとしたら、私は20%に入るか、入らないかぐらいです。
普通の人よりは、行動力はあるけど突き抜けてはない、そんな感じです。
上位20%ぐらいの行動力がないと、おそらく大家デビューはできないと思います。
それぐらい不動産投資には行動力が必要です。
なので自分には行動力がないなと思う人は、気を付けてください。
そんな人が不動産投資をする場合、たいてい業者にだまされて利益の出ない物件を高値で買わされてしまいます。
行動力のある人に、いい情報はどんどん集まってきます。
行動してないのに、いい物件を買えることは絶対にありません。
おいしい話が行動していないあなたのもとに転がり込んできたら要注意です。
行動したら人のせいにしない
成功する投資家は行動力と同じくらい、決断力があります。
さらに大事なことは「決断したことを人のせいにしない」ことです。
「失敗の原因は自分にあり、成功の要因は他人にある」
失敗から学び、成功に感謝できる人は不動産投資に向いています。
不動産投資家になるために心がけること
不動産投資は、なんか自分には向いてないのかな…
と思った人。次のことを、心掛けてみてください。
- 想像力を養う
- 周りに流されない
- 人の話をよく聞く
- とりあえずなにかやってみる
少しづつですが、自分を変えて成功する不動産投資家に近づけるかもしれません。
想像力を養う
想像力とは、妄想力と言っていいかもしれません。
妄想しましょう。自由で快適で楽しい生活を。
海の近くに家を買って、世界中を旅しながら、会社に縛られずに、家賃収入で自由に生活する。
そんな途方もない妄想でもOKです。楽しくニヤニヤできることならなんでも。
妄想したら、それを具体的な数値にしてみましょう。
- 家賃年収1000万円ほしい
- 資産1億円を貯めたい
あとはそれを実現するための具体的な目標を決め、行動あるのみです。
周りに流されない
不動産投資に反対する人も多いです。
- 借金は危険
- 悪徳業者にだまされる
- 入居者とトラブル
- 地震や火事が怖い
どれも、ごもっともですが、多くは無知からくる不安です。
だれでも始める前は、同じように不安です。私もそうでした。
しかし、しっかりと勉強して経験を積んでいくと、その不安も一つずつ解消していきます。
雲が晴れたように、何に不安を感じていたのかわかるようになります。
無知の他人に批判されても、勉強したあなたのほうがすでに、スキルは上です。
最後は自分を信じて、チャレンジしましょう。
人の話をよく聞く
周りに流されないと言われたばかりなのに、今度は人の話を聞く??
矛盾してますか??
「人の話を聞く」じゃなく、「人の話を“よく”聞く」です。
反対意見も、賛成意見も人の話をよく聞きましょう。しっかりと耳を傾けて、じっくりと話を聞きます。
人の話をよく聞くことは、相手の立場を尊重するにつながります。
自分の意見を言う必要は、一切ありません。他人の意見や話から、なにか学びましょう。
自分の意見を押し付けることなく、人の話を真摯によく聞くようにしましょう。
とりあえずなにかやってみる
本を買うでもセミナーに参加するでも、不動産屋さんを訪ねてみるでも、何でもかまいません。
とりあえずなにかやってみましょう。
不動産投資にも「向き」「不向き」は当然あります。
ここまで読んで「向いてないな~」と思った人もいるでしょう。
しかしそれを判断するのはやってみてからでも遅くありません。
とりあえずやってみて、「やっぱり向いてない」と思えばければ止めたらいいんです。
興味が湧いた人は、とりあえずなにかやってみましょう。
まとめ
今回は、不動産投資に向いている人の特徴を紹介しました。
不動産投資に興味が湧いて、本やセミナーで勉強するなど行動に移せる人は100人中30人ぐらいです。
さらに実際に大家になれる人は、その30人の中でも2,3人と言われています。
株式投資がネット証券で口座さえ作れば、クリック一つで投資家になれることを考えると極めて少ないですね。
多くの人が、いろいろな理由を見つけて不動産投資家になることをあきらめてしまいます。
あなたは、残りの3人に入れますか。
この3人に入るコツは、「残りの3人になるまで行動を止めないこと」です。
そんなに難しいことではありません。
大家デビューするまで行動し続ける。ただそれだけ。
ぜひ、実践してみてください。