賃貸募集ホームページの作成|差別化の基本はめんどくさいことから

こんにちは、マニです。

賃貸経営の新しいステージを見つけるため、日々、いろいろなアイデアを実験中です。

今回はそのアイデアの一つ、賃貸募集用ホームページを紹介します。

私が賃貸募集用ホームページを作成しようと思った理由や、メリットなど、紹介してきます。

目次

これまでの賃貸募集ツール

これまでの賃貸募集ツール

現在の賃貸募集ためのツールには、アットホーム・CHINTAI などのポータルサイトや、マイソクがあります。

これらのツールの役割は大きく、特にポータルサイトの登場はそれ以前の賃貸募集に比べて、借りる側にも貸す側にも、とても大きな利便性を提供してくれました。

ポータルサイトのおかげで、いつでも、どこでも、誰でも、物件を探すことができるようになりました。

便利になった反面、大家としてはライバル物件との差別化が難しくなったのも事実です。

差別化を図るため、ポータルサイトの内容を充実させたり、マイソクを見やすく加工する大谷さんもいると思います。

インターネットに情報が溢れた現在では、ポータルサイトやマイソクを充実させただけでが、ライバルとの差別化を図ることが、とても難しくなってきています。

同じ紙面、同じレイアウトで掲載されている物件の中で記載されている内容や写真だけで、数千、数万とあるライバル物件より頭ひとつ分抜きん出るのは至難の業。

まさに、ドングリの背比べです。

競争の定義を変える

賃貸経営を自転車レースで考えてみましょう。

自転車はママチャリ(例えばマイソク)よりもロードバイク(こっちはポータルサイト)を選んだほうが方が当然、レースには勝ちやすくなります。

ロードバイクもしっかりとメンテナンスを行い、自分にぴったりあった部品を選ぶこと(ポータルサイトの内容を充実させる)で、ライバルとの競争を有利に運ぶことができます。

「誰かが決めた自転車を使わなければならないというルール」の中だけではです。

ビジネスには、スポーツのような決められたルールはありません。(当然、最低限守らなければならない法律はありますが)

誰よりも先に目的地に到着するレースだと考えれば、そもそも自転車よりも車のほうが有利です。

自転車の性能を高めてどんぐりの背比べをするより、車の作り方を考えて根本からルールをひっくり返したほうが競争に有利だという話です。(たとえの話です)

ポータルサイトやマイソクという、誰かが決めたルールから飛び出して、誰も手にしたことのない車という新しい乗り物でライバルをぶっちぎってやろう!!そう思いました。

賃貸募集ツールを再定義する

ということで、賃貸募集ツールを再定義することにしました。

その第一弾が、賃貸募集用のホームページの作成です。

再定義するといっても、他にもやられている大家さんはいると思います。

が、まだまだ数は少ない。

少なくとも、私が住む地方でそんなことをしている大家さんは皆無でしょう。

賃貸募集ホームページのメリット

賃貸募集ツールを再定義する

私が考える募集専用ページを作るメリットは次の通りです。

  • 無限に内容を記載できる
  • ビジュアルで差別化できる

無限に内容を記載できる

Webページには紙面の制限がありません。

ポータルサイトや、マイソクには紙面の問題で、載せられる情報が限定されます。

しかも、最低限必要なことを載せるとどれも同じような内容になってしまいます。

これでは、差別化なんて到底できません。

大家のこだわりポイントや、入居者に響くキャッチコピーなんていうのを書くスペースは用意されていないのです。

賃貸募集ページであれば、無限に情報を掲載できます。

当然何でもかんでも載せればいいというわけではありませんが、少なくとも伝えたい情報はすべて掲載できます。

ポータルサイトやマイソクだけでは、伝えられない情報を余すことなく伝えられます。

自分でWebページを作れば、書く内容やデザインなど色々と実験として、マーケティングに生かすことも可能です。

ビジュアルで差別化できる

ポータルサイトやマイソクでも物件の写真を載せらませすが、枚数に限りがあります。

また、全体のデザインはポータルサイトや依頼する管理会社に依存されるため、見た目の印象がどうしてもほかの物件と同じになってしまいます。

賃貸募集ページを作れば、サイト全体のデザインや写真の配置など完全にオリジナルなものが作成できます。

プロに依頼してオリジナルのページを作成することもできますが、今では素人でも少し勉強すれば完全オリジナルなホームページを作成することは意外と簡単に行えます。

賃貸募集ホームページのデメリット

賃貸募集ホームページのデメリット

賃貸募集のデメリットもあります。

コストがかかる

色々と考えてみましたが、デメリットはただ一点、コストがかかることでしょう。

自分で作れる人は大したコストはかかりませんが、プロに依頼するとそれなりに費用が必要です。

作成後のメンテナンスも必要なので、ネットに詳しくない人は運用面でもコストが必要かもしれません。

ポータルサイトやマイソクは管理会社が行ってくれることがほとんどなので、コストがかかるというのは大きなデメリットだと言えます。

私はどうしたかと言うと、、、

とりあえず自作してみました。

MaNiUKeruブログを1年続けてきたおかげで、一からサイトを作って1年ほどブログを運営している人であれば誰でもできるのかなと思います。

ただ、これしてない人は絶対にできないと思います。

そもそも理屈がよくわからないかと。

プロに依頼すると、フリーランスの人に安く発注できれば数万円ぐらいで作ってもらえるんじゃないかと思います。

これとは別にホームページの運営料に年間1万円程度必要です。

数万円を設備投資としてとらえられるか

1回作れば後は使いまわせばいいので、それをやるだけの価値はあると思いますが、やはりコストはかかる。

ここのコストをどう見るかは経営者の腕の見せ所です。

賃貸募集ホームページで、空室期間が1カ月でも2カ月でも短くなればあっという間に元は取れるでしょう。

かかるコストに比べて、得られる利益は大きいんじゃないでしょうか。

結局、めんどくさいからやらない

賃貸募集ホームページというアイデアは、決して珍しいものではありません。

多くの大家さんが一度ぐらいは考えたことなんじゃないでしょうか。

では、なぜみんなやらないのか。

コストがかかるから??いえ、そんなことはありません。

やらない理由は、「めんどくさいから」です。

誰もやっていないことを一から始めるのはとてもめんどくさい。

どうやって始めてもいいかわからないし、成功するかも不明。

それをしなくても十分やっていけているならなおのことです。

今ではなく、将来のビジネスを考える

正直にいうと、今の賃貸経営ビジネスを考えると、わざわざ賃貸募集ホームページを作らなくても十分戦っていけると思います。

「今の賃貸経営ビジネス」であれば、です。

10年後、20年後にどんな厳しい戦いが待っているかわかりません。

今は昔ながらの大家さんがのんびり戦っている、ビジネスですが、いつルールチェンジが行われるともしれません。

そんな時に、自分の持っている手札は一枚でも多いほうがいいです。

そのために、ライバルがやっていないめんどくさいことにどんどん挑戦して、スキルを磨いていきましょう。

今ではなく、将来のビジネスを考えて、今できることを試してみる。

面白いと思いませんか??

まとめ

賃貸募集ホームページについて紹介しました。

新しい試みを行うのは、めんどくさくコストもかかります。

成功する保証もないし、誰かに笑われるかもしれません。

成功すれば利益が増えますし、失敗してもスキルは貯まります。

今の儲けを優先させて、何も挑戦しないより、将来の儲けを優先させて多くのチャレンジをしたほうが成功する確率は上がるのではないかと思っています。

これからも色々と挑戦して、その結果をどんどん報告してきたいと思います。

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