こんにちは、マニです。
大家デビュー後、初めての退去。
以前よりチャレンジししてみたいと思っていた、専用ホームページを作成してみました。
私が掲げるチャレンジリストの中でも目玉項目の専用ホームページ。
やろうやろうと思っていたけど、なかなか重い腰が上がりませんでしたが、退去連絡を受けて一念発起して行動に移すことにしました。
今回は、1ヶ月かけて作成した賃貸募集の専用ホームページを大公開します。
なかなかの力作です。
ぜひご覧ください。
参考:チャレンジリストを大公開|賃貸経営×アートが最終目標です
賃貸募集専用ホームページを制作しました
仲介会社や管理会社に依頼すれば、特に労力をかけなくてもマイソクやポータルサイトで物件紹介の資料を作ってもらえます。
それをわざわざ、自らホームページを作成した理由は、ズバリ差別化です。
当たり前と言えば、当たり前ですが一番の理由はやはりここです。
マイソクはA4用紙一枚にしか、情報を載せることが出来ません。
ポータルサイトにしても、マイソクに比べれば写真を多く掲載できるので、より詳しく紹介することはできます。
最近はVR内見なんていうものも増えて、より見えやすくなりました。
しかしこれらのツールは商品を「見せる」ことはできても、「魅せる」ことはできないでしょう。
伝わりますかね?このニュアンス。
見せるより、魅せることが大切
写真やVR動画で商品として部屋を見せることはできても、その商品の良さやポイント、ユーザーの欲求を満たす価値などを載せることが難しいです。
マイソクやポータルサイトしか使わないということは、部屋という商品をライバルと同じ棚に同じように並べられ、競争させられているのと同じということです。
専用ホームページを作成した理由は、そんな同じ見せ方から少しだけ前に進んで自分だけの魅せ方をしたいと思ったからです。
同じ棚に並べられても、他と違うPOPで彩られていれば、自然と目を引きます。
オリジナルのPOPで生産者の声やそこに至るまでのストーリー、開発秘話などを描かれている商品があれば、購入するきっかけになりますね。
専用ホームページには、そんな効果を期待しています。
とは言うものの、どこから始めたら良いか
といっても、賃貸募集のホームページなんて作ったことがありません。
一から構成を考えてみたところで、素人が作る広告なんて失敗は目に見えています。
プロのデザイナーにホームページの作成を依頼すると言う選択肢もありますが、そもそも効果があるのかもわからない手法。
初めから高い費用をかけることには、抵抗があります。
そんなとき、一番効果が高く、安上がりなので、成功している人の真似をすることです。
どんなサービスのホームページを真似したらいいのか。
いくら有名だと言っても、アップルやコカコーラ、トヨタのホームページを真似てみても、ビジネスモデルが違い過ぎて参考になりません。
できるだけ、同じような価値を提供するものを参考にしたほうがいいと思います。
分譲マンションの広告を真似する
そこで目をつけたのが、分譲マンションの広告です。
分譲マンションは、建設中の物件の近くにモデルルームを作り、そこを訪れた人にマンションの購入を促します。
最終的な、商売の場所がモデルルーム会場だとしても、やはりそこに人を呼び込むのはネット広告が一躍買っています。
そこで、おしゃれで洗練されて、ホームページをいくつも見て、専用ページの参考にしました。
ネット上で商品を紹介するページをランディングページというそうです。
分譲マンションに限らず、世の中には多くのランディングページがあります。
青汁の販売や、育毛剤、スポーツジムやプログラミングスクールなど。
どれも特徴的で、見れば見るほど魅力的なものが多くあります。
見様見真似でホームページを作ってみた
と言うことで、色々なランディングページを参考に完全オリジナルの物件紹介ホームページを制作してみました。
制作費用はわずか1000円。
制作期間は1ヶ月です。お金より、時間がかかった…
専用ホームページを大公開します
では、実際に制作したホームページを公開します。
私のランディングページ第一弾。まさに処女作です。
まずはこちらの完成品のランディングページをご覧ください。
制作ページ)サンプルアパート東京
いかがですか??
初めてにしては、なかなかの出来じゃないでしょうか。
物件名と住所は架空のものにしていますが、それ以外はすべて実際に私の物件で使った内容です。
ホームページの世界観は、なんとなくこの「MaNiUKeru」ブログと似ていますね。
まあ同じ人が作ったんだから、そうなるでしょう。
今回のランディングページには三つのポイントがあります。
このポイントで差別化を図ろうと企てています。
ポイント① 魅力を言葉で伝える
ポイントの一つ目は、物件の魅力をしっかりと言葉で伝えていることです。
マイソクやポータルサイトは、設備の概要や内部の写真は載せれますが、せっかく差別化した魅力をしっかりと言葉にして伝えることが出来ません。
など、紹介文章を一言だけ載せていることはあっても、それぞれの魅力を一つずつ丁寧に紹介することができません。
専用ホームページでは、私がこだわった魅力について、余すことなく言葉にして伝えました。
ポイント② 特典を用意
二つ目はホームページをみた人に、特典を用意したと言うことです。
賃貸募集に必要な、「集客」と「購入」というステップで、行動を起こすハードルを下げるためのプレゼント企画を用意しました。
「集客」のステップでは、内見者へクオカードプレゼントします。
内見する理由が一つでも増えれば、訪れやすいと考えています。
「購入」のステップでは、入居者への引っ越し祝い金をプレゼントします。
過去の記事で何度も書いていますが、現在の入居者が他の物件に引っ越しをしない理由は今の部屋が気にいっているからではありません。
単純に引っ越しをするお金がないからです。
敷金をゼロにして、引っ越し祝い金をプレゼントすることで、購入のハードルを大きく下げることが出来ます。
「集客」のハードルを下げ、「購入」のハードルを下げる。
専用ホームページにしか出来ない、広告方法です。
ポイント③ 大家の思いを伝える
三つめは、入居予定者に大家の思いを伝えることです。
作成したランディングページにも書いてあるように、私は地域No.1の物件を目指しています。
地域No.1の物件と言うのはただ単に面積が広く、最新の設備が導入された高級な物件と言う意味ではありません。
入居者のことを思い、大家自らアイデアを考え、積極的に賃貸運営に関与していく。
昔ながらの地主大家さんには出来ない発想と行動力で、どこにもない物件になって行くことです。
そんな熱い大家の思いと、実現に向けた具体的なビジョンをか語ってみました。
単純な入居者募集だけでなく、そんな思いに触れて、魅力を感じてくれる人が入居してくれたらいいなと思っています。
まとめ
今回は、私が制作した賃貸募集用ホームページを紹介しました。
とりあえず自分で制作してみましたが、効果が大きいようであればプロのデザイナーにお願いしてもいいかもしれません。
当然費用はかかりますが、唯一無二のオリジナルツールになることは間違いありません。
何より、オリジナルのホームページのメリットはいつでも、どこでも簡単に手直しができることです。
条件の変更や、写真の追加、差別化ポイントの更新など自分のタイミングで自由に書き換えられます。
一度作ってしまえば、管理も必要ありません。
最近購入した2棟物件は、1棟目と違い単身用でなくファミリータイプの物件です。
違うアプローチで、ホームページを作ってみるのも面白かもしれません。
もっと明るく、楽しいイメージで。
今度は2ヶ月ぐらいかかるかな。
制作ページ)サンプルアパート東京