こんにちはマニです。
以前の記事で紹介した、「快適な部屋スタンダード(仮)」。
私の賃貸経営は第2シーズンに突入しました。
満室経営でただただ家賃が振り込まれるのをのんびり眺めていただけの初めての大家生活でしたが、ついに人生初の退去連絡を受けました。
挑戦する大家として、この新しいステージでチャレンジする施策の一つが「快適な部屋スタンダード(仮)」の整備です。
今回は「快適な部屋スタンダード(仮)」について、具体的な内容まで詳しく紹介します。
関連記事:【人生初の退去連絡!!】賃貸経営第2ステージの幕開け
「快適な部屋スタンダード(仮)」とは
「快適な部屋スタンダード(仮)」とは、商品である賃貸物件のサービスの水準を一定レベルに保つルールブックの様なものです。
アイデアの源泉は世界的なホテルブランドである「ヒルトン」や「シェラトン」が採用している「ヒルトンスタンダード」や「シェラトンスタンダード」などのホテル建設のためのルールブックです。
世界中でファンを魅了しているこれらのホテルは、ホテル建設時に内装や設備の品質基準を厳しく定めて、世界中どこにいても一定のサービスを提供することに成功しています。
これから不動産投資家として事業規模を拡大して、世の中に価値を提供していく身としては、世界的なホテルブランドの良いところを取り入れて、同じようにルールブックを整備するのはどうだろうかと思ってところです。
創業期に「快適な部屋スタンダード(仮)」を定めることで、今後の賃貸経営の指針にしていきたいと思っています。
「快適な部屋スタンダード(仮)」改め「マニウケルスタンダード」のコンセプト
いきなりですが、「快適な部屋スタンダード(仮)」は「マニウケルスタンダード」に改名します。
いや、「MaNiUKeru Standard」です。
なんか一気にそれっぽくなってきましたね。
「MaNiUKeru Standard」のコンセプトはアメリカ西海岸の雰囲気を取り入れたものにしたいと思っています。
- サンサンと輝く太陽
- どこまでも広がる海岸線
- 白い砂浜
- サーフボード
- サボテン
何を隠そう、当ブログ「MaNiUKeru」は完全にこのイメージをモチーフにしています。
私のロゴマークはまさにここからきています。(太陽とサボテン)
ちなみに、私がアメリカ西海岸の雰囲気が気に入ったきっかけとなったのが、この「カリフォルニアスタイル」という雑誌。
興味がある人はぜひ読んでみてください。
「MaNiUKeru Standard」策定のメリット
MaNiUKeru Standardを策定するメリットは主に次の二つがあります。
- 同一水準のサービスを提供できる
- 賃貸経営のコンセプトを決めやすい
同じ水準のサービスを提供できれば、いつでもどこでも入居者の満足度を向上させることができます。
一定のルールを決めておけば退去がでた後のリフォームの手配も依頼しやすくなります。
遠方物件で現地の状況を確認しに行けない場合でも、この「MaNiUKeru Standard」を担当者に渡しておくことで、原状回復やリフォーム工事の内容を大家の代わりとなって決めてもらうことも可能です。
同じ工事を何度か行うことで、費用の相場やその効果も見えてくるかもしれません。
「MaNiUKeru スタンダード」の詳細
「MaNiUKeru スタンダード」の実際の中身を紹介していきます。
話は戻りますが、「MaNiUKeru スタンダード」の本来の目的は「快適な部屋を提供すること」です。
ルールブックを策定するにあたり、立地や購入する物件のグレードによって、「MaNiUKeru スタンダード」のグレードを標準モデルとハイグレードモデルで分けてみようと思っています。
ヒルトンでいうところの「コンラッド」と「ダブルツリー」みたいな感じです。
標準モデルの仕様一覧
標準モデルでは次のような内容を整備していく予定です。
- 浄水器
- TVモニター付きインターホン
- ウォシュレット
- エアコン
- 節水型のシャワー水栓
- インターネット設備無料
- Wifi無料
- 室内物干し(ランドリールーム)
- 内装デザイン(壁紙、床材)
- 監視カメラ
結構ボリュームが多いですね。
共用部にスペース的な余裕があれば、次のような設備も検討しています。
- 敷地内ゴミ置き場
- 宅配ボックス
- 入居者専用散水栓(洗車用)
- 掲示板
全部の施策を取り入れると、1室あたりざっと40万円程度の設備投資になると思っています。
家賃4万円の部屋の場合、約1年分の収入額と同じです。
これを高いとみるか、適正とみるかはまだよくわかりませんね。
ハイグレードモデルの仕様一覧
標準モデルに加えて、ハイグレードモデルでは次のような内容を追加しようと思っています。
- ガス乾燥機幹太くん
- ブルートゥーススピーカー
- スマートキー
- 内装デザイン(壁紙、床材、照明器具、カーテン)
- 間接照明
さらに、共用部に余裕があればここら辺までやってみたいです。
- アプローチの庭園灯
- 植栽(オリーブ、サボテンなど)
歴戦の大家さんからすると、
お金かけすぎ。そんなことすると収益性が悪化するよ。
という声が聞こえてきそうですが、正直、赤字にならなければOKだと思っています。
嫌でもローンは返済しなければなりませんし、その分は強制的に資産は貯まっていきます。
なにより、積極的にチャレンジして経験を積むことが大事だと思っています。
私は本業がサラリーマンでしっかり生活費は稼げています。
半分道楽でやっている、不動産投資でチャレンジしないでどうするんでしょう。
初めはわからないことだらけで無駄なものも多いと思いますが、いろいろな施策を試してどんどんスリム化して、洗練されたサービスの提供ができればいいなと思います。
しっかりと経験を積めば、新しい物件を購入するときのリフォーム費用の算定も簡単にできるかもしれません。
とにもかくにも、まずは賃貸経営の軸となる基準をしっかりと作ろうと思います。
ビジネスオーナーとして、やれることは全部やる。そんな感じです。
まとめ
今回は「快適な部屋スタンダード」改め「MaNiUKeru スタンダード」について紹介しました。
なんとなくで賃貸経営をしていても、資産は増えてもスキルは増えません。
ひとつひとつチャレンジして、その結果をしっかりと「MaNiUKeruスタンダード」に反映させていきたいと思います。
「いつか「MaNiUKeru」シリーズの賃貸物件に住んでみたいな~」なんていう入居書さんがあらわれることを夢見てチャレンジしてみようと思います。
こうご期待。